子どもの「やる気」は親の心の安定から

2025年12月04日

【子どものやる気は、親の心の安定から】 

今年もあっという間に年の瀬。 いそがし、いそがし。 心の余裕がなくなってしまいますね。 

さて、子どもが「やる気がない」ように見えると、 親としては不安になりますよね。 「どうしてやらないの?」「少しは頑張ってよ…」とつい思ってしまう。 さらに、「親の気持ちも分かってほしい」と、自分目線になってしまうこともあるかもしれません。 

でも、最新の育児理論や脳科学では、 "やる気がない=怠けている"ではない ということがはっきりしてきています。 やる気は外から押しつけて湧くものではなく、 押されれば押されるほど長続きしません。 特に子どもは、大人に比べて前頭前野が未熟で、「面倒だけどやらなきゃ」という葛藤の処理がうまくできません。 だからこそ、焦るよりも環境づくりと声かけの工夫が何より大切なんです。 

■「自分で選べた」がやる気を育てる 心理学者デシ&ライアンの自己決定理論では、意欲の中心は"自主性"。 「今やる? それとも10分後にする?」 これだけでも、子どもは「自分で決めた」感覚を持ち、スイッチが入りやすくなります。 

■できている部分に光を当てる 人の脳は、足りないところを指摘され続けると"防御モード"に入ります。 「昨日より5分長く座れたね」 「自分から最初の一歩が出たね」 そんな小さな変化を言葉にしてあげるだけで、自己効力感は着実に育ちます。

 ■やる気の低下には"本音"が隠れていることも 不安・疲れ・わからなさ・つまずき…。 子どもの行動の裏側には、小さな気持ちがひっそり隠れていることがあります。 「今どんな気持ち?」とそっと聞くだけで、驚くほど動けるようになることも。 

■そして何より、親の安心が伝わる 大人が焦ると、その空気はすぐに子どもに伝わります。 逆に、親がゆったり構えて 「大丈夫。いつでも一緒にやるよ」 と伝えるだけで、子どもが前向きになることは本当に多いものです。

 "え、こんな簡単な一言で?"と思うほど、空気の力は大きいんですよね。 やる気は、押しても引いても動かないときがあります。 でも、環境を整え、できた部分を見つけ、安心を届けていけば、子どもは必ず自分のペースで伸びていきます。 焦らず、比べず、今日の一歩を一緒に喜びながら歩んでいきましょう。 私たち親自身が、仕事も生活も人生も楽しみながら、心を落ち着かせて、世界で一番大切な子どもたちと向き合っていけますように。 

慌ただしい年末でも、この"想い"をもう一度思い出しながら、丁寧に過ごしていきたいと思います。 いつもありがとうございます。 #うちらぼ#子育て#やる気#安心#科学

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